そぼ降る 雨の山道 は、いつもと違う風情を感じさせてくれます。いつもと違う時間の流れを感じさせてくれます。
先日、町内会のイベントで上高地を歩いて来ました。
普段は平地の公園をウォーキングしますが、今回は雨音に耳を傾けながらゆったりと歩く山道のトレッキングに初挑戦でした。
今日は、このトレッキングについて、体験を交えてお話します。
私の初トレッキングは雨の山歩きとなりました。大雨でしたら別ですが、そぼ降る雨の山道というのはなかなか趣があります。
基本は傘を差してではなく、雨合羽を着て歩くのですが、あまり人にも出会わず、物思いにもふけりやすくて、しかも自分のペースで歩くことができます。
風景もいつもと違った風情があります。
これからは梅雨も明けて本格的アウトドア―の季節になりますね。高山植物も一斉に花を開きます。私が行ったときは、ニリンソウが満開でした。登山での三千メートル級の稜線を歩くのも素晴らしいけれど、森の中を人知れず咲く花を見つけながら歩くのも楽しいものです。
今ではすっかり、トレッキングの魅力に惹かれるようになりました。休みの日は、半日でもいいから自然の中を歩きたくなります。これからは、このトレッキングが一つの気軽な趣味になりそうな気がしています。
メモ:登山とトレッキングとハイキングの違い
〔登山とは〕 山に登ること、主に頂上を目指して登ることをいいます。
〔トレッキングとは〕 山歩き。特に高山の麓(ふもと)を歩いて風景などを楽しむことをいいます。
〔ハイキングとは〕 自然を楽しむため、平坦な野(山)を歩くことをいいます。